四月。

一応、春休み。

あたしは春休みの間、短期のバイトをしていた。

理由は、雫の誕生日プレゼントを買うため。

バイトは、ケーキ屋さん。

結構お得なバイトだった。





今日は始業式。

「おはよ」

「おはよ」

いつもどうり、雫と手を繋いで登校。

最初は恥ずかしかったけど、今では当たり前。

そして、隣のクラスに転入生。

でも、あまり変わらず毎日を過ごしている。




そして、雫の誕生日近づいていた。

とは言っても、始業式をして次の日だし・・・




「今日は雫の家に、行っていい?」

「ああ でも、今日俺の家親いねぇから」

「\\\うん わかった」

あたし的にも、そろそろいいかなぁ・・・とは思っていた。