「もう、止めて!!」

お前は・・・


こいつを・・・



「お前は、こいつを庇うのか?」

「違うよ キスなんてしてない 告白されただけ」

「・・・じゃあ、何で?」

「ちょっと、先輩のことからかいたかったから」

「お前!!」

「まぁまぁ、先輩落ち着いて じゃあ、桃ちゃんお幸せに」

「うん」

そのまま、中村は屋上から出て行った。

「帰ろうか?」

「だね」



「本当に、何もされてない?」

帰り道、もう一度桃に聞く。

「うん 大丈夫だよ?」

「なら、よかった」

「うん 本当に諦めてくれたみたいだし」

「よかった 桃は、可愛すぎるから心配なんだよ」

「可愛くないのに」

「それ、聞き飽きた」

「だって」

「ちょっと、黙って」