祢桜side ♪〜♪〜♪〜♪〜 あたしはピアノの音で目を覚ました。 「悠里が弾いてるのかな?」 あたしは起き上がって、ピアノの音がする方へ向かった。 すると、ある一つの部屋からピアノの音と試行錯誤する悠里の声が聞こえた。 ♪〜♪〜 「こうだな。 いやちょっとおかしい」 そーっと、その部屋のドアを開けた。 悠里は気付いていない。 あたしは暫く観察しとくことにした。