この人は凄いな。 ある意味凄ぇ。 それから、俺たちは駅まで歩いてそれぞれ家路を帰った。 「ただいま」 静かに祢桜が寝てる俺の部屋に行った。 案の定、まだ寝ていた。 「ふぅ…」 祢桜が寝ているベッドに行き、優しく頭を撫でる。 さらさらだな。 地毛が茶色なのか、傷んでる髪がない。 「かーわい」 俺は、祢桜にハマったのかもしれない。