案の定、煌夜さんに恨みがある方々が追いかけてきた。 ……………はい、どんまい。 「有り得ねぇ」 走りながらボソッと呟く煌夜さん。 こっちのが言いてぇよ!! ざっと10人くらいに追い掛けられているが、この先々増えるのは言うまでもない。 「どーすんの煌夜さん!」 「やっちゃう?」 ……………。 結局は、それしかないわけね。 …………うん。 いいと想うよ、俺は。