誰だ?と想って振り返ってみると、 「よっ」 キンパにシルバーカラコンの煌夜さんがいた。 「こんにちは」 俺はお釣りを貰って、煌夜さんに挨拶をした。 「あれ、あいつは?」 煌夜さんは、俺に会って真っ先に祢桜を心配する。 いつものことだ。 「祢桜は俺の部屋で昼寝」 「そうか。 つか、お前楽器やってんの?」 俺が持つ袋をジッと見つめる煌夜さん。