1時間くらい葛藤し続ける。


それでも答えは見つからない。


するとメールが着た。


光希からだ。


『いいこと教えてあげる!
 祢桜は、女々し過ぎるやつ
 《大っ嫌い》だからね♪
 じゃあね(*^-^)ノ    』


「………………」


内容は、まるで俺の心を読んでいるような…メールだった。


「うそーん……」


俺は電池が切れたように、考えることを止め、眠りについてしまった。


でも、あのメールのお蔭で答えは出た。



「がん…ば、る……」


その日の夜空の星は、どれも力強く輝いていた。