皆は思い思いに手紙を読んだ。




皆は読みながら涙をボロボロと流していた。




あの土方さんまでもが………。




僕も美夜からの手紙を読むことにした。




「(総司へ。
最初に謝っておくね…ごめん。
私は先に行っちゃうけど、総司はずっと元気に生きて?
我儘かもしれないけど、私のこと忘れないで?
後、総真と美湖のことよろしくね?総司がお父さんなんだから。
私がいなくて泣いてると思うから………。
本当はもっともっと生きて皆とずっと一緒に居たかった。
私ね?ココに来る前は死にたくて生きてる意味が解らなくて自分が嫌だった。
だけどね?ココに来てからはずっと生きていたいと思えるようになったんだ。
皆に出会えてよかった。
総司に出会えて、愛しあえて本当に良かった。
私はいつでも壬生浪士組と共に。
総司のことはいつまでも愛し続けます。
だから、元気でね!!
また、生まれ変わって会えたらいいな。)」




僕はまた涙が溢れた。