次の日の朝。




今日は朝から忙しかった。




皆は何も話さずに黙々と準備を始めていた。




「美夜…俺好きやったんやで…最後の最後まで伝えれんかった………。」




山崎はそんなことを呟いていた。




山崎の頬には一筋の線が描かれた。




何時も五月蝿い3バカも今日は静かだった。




屯所の中が暗い雰人気に包まれていた。




美夜の死は城にも伝えられた。




幸喜は悲しんだ…もちろんお凛も………。




美夜とかかわった人々は悲しみに襲われた。