『総司…私ね?皆と会えて良かった。』




『総司のこと好きになれて…人を愛せれて本当に良かった。』




気が付いたら私はこんなことを口走っていた。




「僕も美夜に会えて、愛することができて幸せです。」




総司は抱きしめる腕を強めた。




『…私なんだか凄く眠いんだ……何でだろうね。』




「少し眠ってもいいですよ?帰りは起こしますから。」




『じゃぁ少しだけ………おやすみ…総司………。』