部屋には幸喜と私だけになった。




お凛ちゃんが気を使ったのだ。




「僕の子じゃないでしょ…?」




『うん…たぶん総司の子。』




幸喜は私の部屋によく来ていたがヤったことは1度も無い。




「産みなよ。」




幸喜は静かに言った。




『いいの??』




「美夜は産みたいでしょ?沖田さんの子だし。」




私は嬉し涙がでた。




本当は総司に教えてあげたかった。




総司なら凄く喜んでくれたと思う。