もし幸喜が総司だったら私だって嫉妬している。




でも、だんだんと私の心は弱っていった。




それでも私が頑張ろうと思ったのはお凛ちゃんが居たこと。




お凛ちゃんは私を何時も慰めて優しい言葉をかけてくれた。




でも…私はもう限界に達していた。




私はココを出ようと決めた。




そして、皆の所に戻る。




私は皆が寝静まった頃少量の荷物を持って部屋をでた。




お凛ちゃんには何も言ってない。




だって絶対に付いてくるって言うから。




あの子はそういう子だから。




迷惑はかけたくない。




私は素早く静かに門の所まで来た。