なのにお前は手紙だけおいて何処行ったんだよ!!




お前の帰る場所はココだろ??




壬生浪士組だろ?




美夜の手紙を読むことにした。




「(新ちゃんへ。
新ちゃん?怒ってる??
たぶん新ちゃんのことだからすっごく怒ってるよね?
でもね?これは私が決めたことだから。
ごめんね?私新ちゃんのこと大好きだったよ。
お兄ちゃんみたいに優しくて…でも怒ってもくれて。
私の本当の家族だよ。
今までありがとう。
また会えたらいいな。
サヨウナラ。)」




俺は美夜の手紙を握りしめた。




自分の無力さに呆れて…悔しくて…俺は隠れて泣いた。




泣かずにはいられなかった。