「ごめん…でも、俺を嫌わないで。」




幸喜は悲しい目をしていた。




たぶん幸喜も何かあったんだと思う。




『大丈夫…嫌わないから。』




私は微笑んだ。




「ありがとう。」




何か河原で話してたころの幸喜に戻ったみたい。




優しくて…少し頼りない感じの。




私は幸喜のやり方は嫌だけど幸喜は嫌いじゃないから。




私は眠かったのかそのまま眠りに着いた。