私は皆に書いた手紙を持って部屋を出た。




皆はまだ寝てる。




私は皆の部屋に手紙を置いた。




もちろん総司にも。




私は用意しておいた荷物を持って幸喜の屋敷に向かった。




私の頭には桜がモチーフの簪が飾ってある。




これは総司が買ってくれたものだ。




これがあれば総司が近くにいるように思えるから。




私は総司のことを想い涙を流した。




でも、もう泣くのは終わり。




幸喜の前では絶対に泣かない。




強くなる!!