沖田さんは起きあがった。




たぶん今の沖田さんの顔凄く驚いてると思う。




私だって凄く恥ずかしい。




でも…沖田さんの温もりが欲しい。




「美夜さん…何言ってるんですか………?」




『沖田さんは嫌ですか?』




断られるかもしれない…




でも私は諦めない。




だってもう、お別れなんだから。




「でも美夜さんの病気…」




『大丈夫です。それにさっき何でも聞いてくれるって言ったじゃないですか。』




沖田さんは躊躇った後私の上に覆いかぶさった。




「美夜さんが誘ったんですよ…」




そう言って口づけをした。