「美夜がお嫁に行ったら儂は寂しい!!」




そんなことを言う芹沢さんが可愛く見えた。




『いつまでも一緒にいたいな…』




「何言ってるの!美夜とずっと一緒どすえ!?」




お梅さんはそう言って頭を撫でた。




私はお梅さんに甘えてみようと思った。




『お母さん…膝枕して?』




「どうぞ?」




私はお梅さんのところに頭を置いた。




そこは暖かくて落ち着いた。




私は涙が出そうになった。




でも、今泣いたら皆心配するから。