「そうだ!美夜はん?今日から美夜って呼んでえぇか?」




『はい!』




それからお梅さんコトお母さんは私のことを美夜と呼ぶようになった。




私たちは二人で他愛もない話をしていた。




そこに芹沢さんと新見さんが帰ってきた。




「芹沢はんお帰りなさい。」




お梅さんは芹沢さんに寄り添った。




私はそれを見てお母さんを取られた気分になった。(苦笑)




「美夜は何も言ってくれぬのか?」




『お帰りなさい…。』




私は小さく言った。