話し終えると近藤さんは泣いていた。




私は話し終えるとココロが軽くなった気がした。




「美夜君。大変だったんだね(泣)」




近藤さんは励ましてくれた。




「園田。おめぇの病気は治んねぇのか?」




土方はそんなことを聞いてきた。




『はい。治りません。治すことはもちろん…進行を遅らす薬さえありません。』




私がそう言うと皆悔しそうな顔をした。




『皆さんが悔しがることありませんよ?』




「でもよぉ…そんなのあんまりじゃねぇか?」




左之さんは凄く悲しそうに悔しそうに呟いた。