沖田さんは静かに私の話を聞いてくれた。




「美夜さんは良く頑張りました。だから神様がご褒美をくれたんです。」




神様からのご褒美…。




『そうですね…。』




「美夜さん…貴方の病気は治らないのですか??」




『はい…未来では治らないと言われました。』




そう・・・。




私の病気は治らない。




それが意味するのは死。




するといきなり目の前が真っ暗になった。




それと同時に沖田さんの匂いがした。




『ぉ…沖田さんッ!!』




「美夜さん泣いてもいいですよ…?」