ピッピッピッピッ-…



私は、その機械音で目を覚ました。



目を開けると心配そうな顔の両親と理彩が私の覗きこんでいた。


「「優花!?」」
「お姉ちゃん!!」




3人が声をあげて私を呼んだ。




「俺、悠斗呼んでくる!!」


そう言ってお父さんが部屋を出た。




大丈夫。って言おうとしてベッドから起き上がろうとしたけど…。



頭がガンッと痛みだしたから、無理だった。