オタク男子

彼女は、嬉しそうな顔をして俺を見つめてきた。

ドキッ

やっぱ、可愛い・・・。

やべぇ。

「森久保さ・・・」

「ひっく」

「え?」

俺は、いきなりそんな声を出した彼女を見つめた。

彼女の頬には、涙が伝っていた。

え?

「あ、ごめん」

「森久保さん?」

「なんでもないよ。へへっ・・・」

無理やり笑ってるけど、涙が止まってない。