オタク男子

キラキラッと、目を輝かせてビニル袋を眺める。

どんだけ、美味しかったんだろ。

『なれてるねっ』

そんな時、彼女の言葉がよみがえった。

どんな、気持ちで言ったんだろうな。

別に、なれてなんかないし。

森久保さんが、初恋だからさ。

「・・・。佐々木君っ」

「何?」

「ごめんね?私、今日、別れたかったのに。学校に行けなくなっちゃった」

「大丈夫だろ。明日でも、それか。メールでか」

「メール?それはヤダナ」

「なんで?」

「直で、言いたいから」

ふ~ん。