オタク男子

言われるなんて、思わなかった・・・。

まぁ・・・。

その時は、中三だったからOKしたんだけど。

もう・・・。

思い出すだけで、気分悪いよ。

「お姉・・・」

「ごめんっ、私嘘ついてた」

洸は、黙って聞いてくれる。

「私・・・、佐々木君が好き。だから、あの人とは別れたい」





そう・・・。

私は、高一に上がって佐々木君が好きになった。