オタク男子

「そうなんでしゅか?ねぇ」

俺に、迫ってくる和ちゃん。

せ、積極的だな。

すると、和ちゃんを抱え森久保さんが顔を赤くした。

「和・・・。ドラマの、見過ぎ!」

「和。もう、小3でしゅよっ」

「まだ。でしょ?もう・・・」

「森久保さん」

「何?」

「俺が、料理するよ。森久保さんは、和ちゃんを。ね?」

俺は、立ち上がった。

ちょっと、ふらっとしたけど(貧血で)