オタク男子

「佐々木君・・・。そんな見ないで?恥ずかしいから」

恥じらいながら、身体を隠す森久保さん。

か。可愛い・・・。

やばい。

「わ、悪い」

「いや。いいの。わたし、着替えてくるね?佐々木君は、この部屋に入ってて」

「あぁ・・・」

俺は、すたすたといつも歩いている廊下を歩いた。

「おねぇしゃん。えいっ」

「きゃぁぁ!!」

彼女の、悲鳴が聞こえたので振り返ると。

「なっ!!」

「いや!!和!バスタオル返してぇ!!」