「おっは…「唯!!!」



唯がいつもみたいに挨拶しようとする前に美里と香奈が唯のもとに走ってきた。



「なんなーん、2人とも怖い顔して…あっ、そうや聞いてやー」



唯は早く2人にも報告したかった。




「唯…」


「ん、何?そういえばえみりまだ来てへんの?」



唯は教室をキョロキョロ見たけどえみりの姿はなかった。




「唯…落ち着いて聞いてな……」


香奈が真剣にそう言って、唯はやっとなんかあったんかなって気づいた。




「なに?どぉしたん?」




すると美里がゆっくり口を開いて言った。





「颯斗君とえみり付き合ってんで」