永遠 -forever-

5分ぐらい自転車を漕ぐと、颯斗の家に着いた。



「おじゃましまーす」


「だれもいてへんけどな」



嘘!?
颯斗と二人っきりか…

でもそっちのほうが変に気使わんでいいしいいかも…。



颯斗の部屋につくと颯斗はベッドにすぐ横になって、そうしたら分からん唯はドアのすぐ傍で突っ立っていた。



すると、颯斗は優しい声で言ったんだ。




「唯、おいで」



唯は恥ずかしながらも颯斗に近付いた。



唯が颯斗の手の届く距離まで行くと、颯斗が唯の腕を引っ張って自分のもとへ引き寄せ、軽く唯にキスをした。