恋色オレンジ〜夕焼け色の恋〜





「ちゃんと撮れてるかな?」





撮り終わると、みんな自然とカメラの前に集まっていて。




カメラを操作するナオの背後から、あたし達は液晶画面を見つめていた。





「おっ!いいじゃんいいじゃん!」




そしてナオのそんな言葉を聞いた途端、我れ先にと押し合いながら液晶画面を覗きこむ。





「ちょっとタク!見えないんだけどー!もう!レディーファーストでしょう⁉」


「そうだよー、男は後!」





カメラの真ん前にいるタクにそう言いながら、あたしとマナはタクを後ろに追いやることに成功した。




「いつもは男女平等とか言うくせに」
「こいつらいつもそうだよな」
「まぁまぁ、もう慣れてることじゃん」





後ろからブーブー聞こえる声を笑いながら無視して、マナと一緒に撮ったばかりの画像を見つめた。