『だからさ、恋の色ってのがあるとするじゃん?』
『うん』
『それは俺的に、ピンク!とか赤!って感じじゃなくて、オレンジ色って感じなんだ』
『うん…』
そっと頷きながら、あたしは翔の手に自分の手を絡めて。
『あたし達の恋と青春は、オレンジ色ってことだね』
そう言って、ギュッとその手を握った。
『これからもずっと、変わらないでいような』
だけど、
翔のそんな言葉に、何故か瞳が潤んできて。
『お互い新しい環境になってすれ違うこともあるかもしれないけどさ……でも俺はずっと。ずっとずっと、ミチのことを大切に想い続けるから』
そう言われた直後、潤んでいた瞳からはポロポロと大粒の涙が溢れてきた。



