『アハハハッ』
『タク、マジでバカすぎてうけるんだけど!』
『バカってなんだ、バカって!』
そして―――夕暮れ時。
河川敷では、小さな子供みたいにはしゃぐマナとタクとナオの姿があった。
『タクもだけど、あの二人もバカだよね』
『ハハッ、確かにな』
二人で並んで座っていた翔とあたし。
三人の姿を見つめながら…クスクスと笑い合っていた。
『つーかさ…』
『ん?』
『なんか、このオレンジ色の空って俺達の青春の色じゃね?』
そしたら突然、翔が空を見上げながらそんなこと言ったから。
あたしもそのまま、ゆっくりと空を見上げた。



