だけど、時間は無情にも過ぎていき。 もう気付けば明日は卒業式。 明日で…… あたし達の高校三年間が終わる。 明日で…… もう高校生は最後なんだ。 そう思うとなかなか眠れなくて。 あたしは一度消していた電気をまた点けた。 そして―――― 部屋の壁に画鋲で貼ってある一枚の写真を、ふと外して手に取った。