『でもさ、俺はミチのこと信じてるから』
『えっ?信じてる?』
『うん、信じてる。だからお前も俺のこと、これから先ずっと。ちゃんと信じててほしいんだ。俺は何があってもミチのことが好きだし、その気持ちは絶対に変わらないから』
翔はそう言うと、いきなりその場であたしのことを抱きしめて。
『分かった?』
と、優しく耳元で囁いた。
『分かってる。ずっと信じてるよ、翔のこと』
そしてあたしも、翔にそう言葉を返した。
不安なのはあたしだけじゃない。
翔だって同じだったんだ。
変わってしまう環境が怖いのも、
今みたいなこんな時間がなくなるのが寂しいのも、
翔だって同じなんだよね。



