恋色オレンジ〜夕焼け色の恋〜




『えっ……マナ?あの……』




そして突然の出来事は、

一瞬で俺の頭の中を混乱させていき。



返す言葉も見つからないくらい、とにかくパニック状態になっていた。





ナオが私のことを……

見てくれますように…?



マナが俺に、そう言ったんだよな?




マナが……俺に。





何故か信じられなくて。


そしてどうすればいいのかも分からなくて。




とにかく言葉を探した。


探して探して…ちゃんと答えなくちゃいけないって。


焦っていた。