『あ、翔!貸し別荘のログハウス、何軒か持ってるらしいから適当に使っていいってさ。それから車、あんた達も乗れるように大きいワゴン出してくれるって』
『マジ?やっぱ持つべきものは姉ちゃんだよなぁー。金持ちの彼氏ってマジ最高だよ』
『あ、でも向こうでは別行動だからね』
『分かってるって!サンキュー!』
八月の半ば過ぎ――――
姉ちゃんから話を聞いた俺は、すぐにミチ達四人にメールを一括で作成した。
“来週の20日からの一泊、泊まるとこはログハウスを姉ちゃんの彼氏が貸してくれるみたいで向こうまでも車に一緒に乗せてってくれるってさ。っつーことで20日は朝9時頃から順番に迎えにいきまーす!”
送信完了―――。



