去年の夏は、五人で来たけど。 今年は四人。 来年は……何人なんだろう。 次々に打ち上がり、 夜空を明るく彩る花火を見ながら… なんかふと、 俺は不思議な寂しさを感じていた。 ずっと知らなかったマナの気持ち。 まさかマナが、ナオを好きだったなんて。 俺達は友達だと思ってたのに。 そんな中で、いつの間にかマナは… ナオに恋をしていた。