…そして、何を間違ったのか僕は―…







「あんた、やるじゃないっ!!」



彼女が通う、その名も“私立 上ノ園中学校”…なんてゆう…『どこの花畑だ』的な中学校に受かってしまったんだ。



…なんてこった…。

しかし、気付いたときにはもう遅い。


ここで『いや、公立行くから』…などとほざいたら、僕の命はなかっただろう。


…それなら、まだ上ノ園に行ったほうが…マシだった。





…の、だろうか??