意地悪な君の彼女は大変








『暇だよ!』




平常心、平常心……。





心の中でブツブツ呟く。




『それじゃあ、今から来て欲しいとこあんだけどいいか?」


『どこ?』





パクッとよく冷えたレモンティーのストローを口に銜えた。







『桜ヶ丘デパート3階の“メイリー”っていう喫茶店』




その瞬間、ストローに大量の空気を送ってしまい、飲み物からブクブク。






通路を挟んで隣にいらっしゃる肉つきのよいおば様に睨まれた。





今絶対、“最近の若い子はイヤねぇ~”なんて思われただろう。







しかしあたしはそんなことに構っていられるほど余裕がなくて。





“メイリー”ってここじゃんっ!!







頭の中はパニック状態。許容範囲を軽く超えている。