そんなことを知らないあたしは、未だに峰くんの写真を必死になって探している。
「峰くん…峰くん……やっぱないな…」
閏に謝ろうと本人を見ると、一点を見たまま固まっている。
その方向は閏の向かい側。
つまり、あたしの背後に当たるわけだ。
「どうしたの…よ……」
あたしも後ろを振り向くと、
「やっほー、峰です☆」
気楽に手を振っている噂のご本人。
うん、それはまだ良い…峰くんだから。
たぶん、閏もそう思っているだろう。
問題は、峰くんの横にいらっしゃる、
「・・・・・・・・」
無言のドス黒いオーラを放っている魔王。
いや、違った。あたしの彼氏様だと思う…
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