意地悪な君の彼女は大変




あたし達は、


「「はいっ!?」」


と、素敵にハモった。


「まあ、息までぴったり」


店員さんの誤解は深くなる一方。


あたしは焦って、


「ち、ちがいます!彼氏じゃありません!!」



誤解を解こうとしたんだけど、


「そんなに照れなくても良いですよ~」


逆に、照れ隠しかと間違えられた。


照れ隠しとかじゃないんです……


がっくしと、肩を落とす。


店員さんはにこにこしながら、


「当店おすすめはですね~…」


商売を始めてしまった。