『キャアアアアアアアアア!!』


女性リポーターが暗い廃墟で悲鳴をあげる。

一気に映像は乱れ、カメラは床へ急降下。

女性リポーターは急に倒れ、苦しそうに悶える。

『た、たすけて・・・!キャアアアアアアア!!』


そしてリポーターやカメラマン以外の誰かがすすり泣く声・・・。


―――今にも途切れそうな映像には、髪の長い女性が映っていた。