私は、星野高校に通う、川野香子‐カワノキョウコ‐!
高校一年生!
趣味は人間観察で性格はマイペース!
バスケ部のマネをしています。


私には好きな人がいます。バスケ部の海老名センパイ。


「きょん、部活いくよ?」
このこは私の親友、川上有沙‐カワカミアリサ‐。
いっしょにバスケ部のマネをやってます!


「きょんさぁ、そろそろ、海老名センパイにアド聞いたら?」
「いや、無理でしょ!」
「でもきょん、いつも海老名センパイに話しかけてんじゃん!ノリできいちゃいなよ!」
「ノリで!?」
「あっ、海老名センパイ!」
「いってきます!」


「海老名センパイ、えっーと、部活頑張ってください!」
「あっ、うん。」


‐ノリできいちゃいなよ!‐

その時、有沙の言葉が頭をよぎった。

「センパイ、あの、メアドきいてもいいですか?」


「いいよ。川野さん送ってくれる?」

海老根センパイが黒のスライドケータイを取り出す。
嬉しさがかくしきれないにやけまくりの顔でアド送った。

(やったぁ(*ToT*))

その日は、何も集中できなかった。
ただ嬉しくて、嬉しくて、泣きたいほど恋をしていた。

帰り道、電車に乗ろうとすると、ケータイがなった。

知らないアド。

メールを開く。



海老根結希です!