はじめてのCHU


れ……




麗………………!!?

「麗!!!」

いくら麗でも今日は練習してないだろうと思っていたから、びっくりして思わず叫んでしまった。

麗はびっくりして振り返る。


そりゃそうだ。
試合が終わって解散したのが6時半前で、今は7時半を回っているのだから。


私は麗の元へと駆け出した。
また、麗もこちらへ向かって来る。


途中の芝生の坂で二人で腰を降ろした。

「どうしたんだよ?こんな時間に…。」

「お母さんに買い物頼まれちゃって…。」

「試合で疲れてるのに?!大変だなぁ。」

「人事みたいに言うなし。麗こそ、今までずっと練習してたの!?今日、試合だったのに?!」

「あぁ、まあな。」

えぇぇぇ!?

「あんまり…無理しないでよ……?」

「え……?」

あ、ヤダ私ったら。
何言ってんのよ。

「あ、いや。だから、その…体に悪いから、無理すんなよってこと。」

「フッ……」

え?え?
私、今。
鼻で笑われた??

「ありがとな…。」