「りく、最近調子悪いんだって?母さんや和輝が心配してたぞ?」 久しぶりに帰ってきたお父さん。 お父さんの会社はいつも忙しく、お父さんはしょっちゅう出張に出かけていて、家にはほとんどいない。 「……どうしたんだ?」 優しく聞いてくるお父さん。 その優しすぎる声に私は泣き出しそうになる。 お父さんにまで心配かけてる。 分かってるよ、そんなこと。 でも、言えない。 言えないの………。