はじめてのCHU



「………………う……うそ…!!!嘘でしょ……?!


ねえっっ!!!

嘘って言ってよ!!

梨亜!!

嘘でしょ………?

嘘でしょ…………―――?」



嘘、うそ、ウソ……



私は、泣きながら梨亜の体を大きく揺すった。


でも梨亜は
目を伏せて首を振るだけだった。

まだ信じられない私は、先生や、他の野球部の人にも聞いて回った。

でも、やはり

答えは同じだった。

みんな首を振るか、気まずそうに黙って俯くだけだった。


転校先を聞いても



誰も知らなかった。


先生は、個人情報だとか何とか言って、教えてくれなかった。




「麗…麗……いやだよ、麗…………………ねぇ、どこに行ったの……?


麗は…、麗は………
どこにいるの……………?!」