年下王子とお姫様



「ほんとだ!じゃあねっ!」

そう言って

私はダッシュで

校門まで向かった。



「ハァハァ…遅くなってごめんね?」

「新と何してた?」

いつもより

低い声で私を睨みながら

言う。

「へっ?」

突然の言葉に

ビックリして、

そんな情けない返事

しか出来なかった。

「2人で廊下で喋ってたんじゃねぇの?」

「えっ?何で知ってるの?」

私がそう聞くと

京介くんは下を

向きながら

黙った。