年下王子とお姫様



「新くんありがとっ♪」
小声でお礼を言った。

「どーいたしまして♪」

と新くん。

「何か考え事?」

心配そうに聞く新くん。

「ううん!何でもないよっ!」

そう言うと隣から、

「そうなのっ!花恋に好きな人が出来たの♪」

はっ!

と上を見ると、

「菜央っ!?」

「えへへ♪」

「何たち歩いてるのよ?授業中でしょ?」

「何言ってんの花恋ちゃん?もう休み時間だし。」

と笑いながら新くんが言う。

…ずっと京介くんの

事ばかり考えてたから

分からなかった。

「はははっ!そうだったね!ごめんごめん。」

「どうせ京介くんの事でも考えてたんでしょ?」