隣りのお兄さん

「じゃあ健吾さん、オレ夕飯の買い物して帰るんで、先に出てますね」
 着替えを終えたオレは、一足先にいつも帰っている。
健吾さんが帰ってきたときに温かいご飯を作って待っていてあげたいからだ。

「おう、ヨロシクな♪ 今日のメニューは何や?」

 オレは片目をつむり

「ナ・イ・ショ♪」

と答えた。

「コイツゥ! 主将をからかいやがって〜こうしてやるっ!」

 ブチュウウウウウウッ!! いつもより激しいキスだった。同時に、健吾さんはオレのチンポをワッシャワッシャと揉んだ。

「アアッ……ちょ、ダメっすよ〜♪ 続きは帰ってから……ね?」

「ンフフッ♪ わかってるって。ちょっとフザけてみただけ」

 健吾さんはにやっと笑い、オレの股間から手を離した。

「じゃあ、また家で!」

「おうよ!」

 オレはいそいそと部室を出て、スーパーの方面へ向かった。
 その後を、大柄な人物が付けてきているのも知らずに……。