「Love Step」バレンタイン過去編

「え……あ、うん……あのね?デートは大丈夫なの?わたしの事は気にしなくて良いんだよ?」



「またそんな事を考えていたんだ 大丈夫、デートの約束はしていないよ」



「……本当に本当?」



信用していない杏梨。



「あ!分かった!彼女さん、お仕事なんだね?」



ゆきちゃんに彼女がいるのは嫌だけれど、幸せならば応援しようと思っていた。



「……杏梨、彼女はいないよ クリスマス前からいない」


そう聞いて嬉しくなってくる。



そっか~ 彼女さんは今いないんだ~



ピンポーン



「お寿司、来たみたい♪」



「俺が出るよ」


杏梨が立ち上がったのを制して雪哉が玄関に向かった。