二人ならんで歩いて温泉に向かう。


不思議な感じ。

凄く仲良いつもりでいたけど、シラフの状態でこうして歩くのって初めてかも。


横を見上げると、子供のような無邪気な笑顔。


ちょっとドキドキしちゃう。



『ここかな。
お風呂沢山有るんだね。じゃぁ、出たらここで待ち合わせね。』


その言葉と一緒に笑顔をくれる充にドキドキが止まらない。


私、おかしいよ。


だって充は友達で…


私が好きなのは黒澤さんなのに……。



湯船につかりながら、考えちゃうのは充の笑顔だけ。


ああ〜、どうしたのよ私。